既設浴室は出入口に大きな段差があり、滑りやすい床であった。また浴槽のまたぎ高さが低い分、浴槽内床面と、洗い場内床面の段差が大きかった。トイレも寝室の近くにあるものの、段差があり、手摺もなく、夜中に起きて使うのに安心して入れない状態であった。
浴室はTOTOのシステムバス サザナPタイプを設置することで、出入り口をバリアフリーにし、浴槽もいったん腰をかけて入れるようにし、浴槽内外の段差を少なくし、入りやすいようにしました。床もほっカラリ床で滑りにくく、やわらかで優しく、冷たくないものに変わり、水栓も手首や握力が悪くなっても、使いやすいようタッチ水栓のものを選びました。トイレは出来るだけ、省スペースでありながら、大型便器で、手洗いの大きなものにするため、TOTOのGG-800を選びました。床は掃除しやすく、滑りにくくするためにCFシート貼仕上げにし、壁は汚れ防止のために、メラミン化粧板:アイカ セラールを腰下に貼りお掃除しやすくしました。
システムバス:TOTO サザナ1618Pタイプ
天井付カワック:大阪ガス 161-5020
トイレ:TOTO GG-800 リモデルタイプ
転倒事故をおこしてから、足腰に不自由を感じることが多くなり、子供たちに相談して、リフォームに踏み切った。今まで自宅の浴室に入ることがなかったが、外出するのが容易でなくなったため、自宅で入るのなら入りやすく安全に使えるようにしてもらいたかった。浴室も、思い通りに安心して使用でき、トイレも夜中にでも、不安なく使えるようになって、満足しています。
施主様の娘様のご依頼で、浴室とトイレを独りでも安心して使えるようにしてもらいたいとの事でした。浴室の段差や床の滑り止め、またぎの段差、水栓の使い良さ等を考え、サザナを設置しました。トイレも出来るだけ施主様の使いやすいよう、またお手入れしやすいよう、これから何十年も使っていただけるよう色々考えて工事しました。施主様は事故をしてから、やはり足・腰に不安を感じての改修工事であったため、介護認定を受けていただき、介護保険を使って住宅改修を行ないました。施主様が安全・快適に使え、又施主様も家族の方も安心して使えるようにできて、良かったと思います。
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